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あざらし日記3

「あざらしのおへや」の管理人ゴマスケのアザラシ日記です。海獣関係のテレビ番組の情報や、グッズ、水族館・動物園などの感想をのせています。

魚津水族館へいきました3

▽魚津水族館のサイトトップページ

魚津水族館の魅力的なところ。
それは、学びを正面にすえているところです。
イルカなどにショーをさせて
遊びの場にもする水族館が多いなか、
日本ではこれはかなり珍しいことといえましょう。
アザラシがいるところでは
ほかにはアクアマリンふくしまぐらいでしょうか。

魚津のサイトをみても、
魚などを擬人化した書き込みが少なく、
人間とは別の存在として紹介しています。
つまり、科学を伝えているのです。

魚津はどうして学びの場となれたのでしょうか?
それは、魚津は日本では珍しく登録博物館であり、
教育委員会に属しているためと考えられます。

実は、日本の多くの水族館・動物園は、
学びの場の博物館ではなく、博物館相当施設とされ、
動物園法などきちんとした法律もないため、
動物園の定義があいまいという問題を抱えています(註)。

  (註)小菅正夫・岩野俊郎著、島泰三編『戦う動物園』
     中公新書、2006年7月、87~89ページ

このように、日本の動物園などは
学びの場としてきちんと位置づけられていないため、
遊びの場という性格が強い一因となっています。

遊びの性格が少しはあってもいいでしょう。
しかし、そういう園館ばかりあるのは、
狭いところに押しこめられ、
病気にもなることもある動物たちのことを考えると、
やはり問題がないとはいえないでしょうか?

彼らを生息地から引き離したかわりに、
彼らの素晴らしい能力を知り、
かわいいだけではなく、彼らへ尊厳をもつことが
せめての償いになるかもしれません。

魚津は、全国で初めて
小学校に生き物の水槽をみせるなど
地域に根ざした学びの活動をしています。
2013(平成25)年には開館100周年を迎えるとか。
これからどんな学びの場になるのか
非常に楽しみですね。

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