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あざらし日記3

「あざらしのおへや」の管理人ゴマスケのアザラシ日記です。海獣関係のテレビ番組の情報や、グッズ、水族館・動物園などの感想をのせています。

動物関係のテレビ番組です

明日の土曜日に、北海道紋別市で
アザラシについての市民講座が、
日曜日にとっかりセンターが保護した
アザラシのリリース(野生復帰)が行われます。

▽とっかりセンターのページより

◇  ◇  ◇
動物関係のテレビ番組です。
関心がありましたら、ご覧下さいませ。

  ●2013年6月1日(土)
   午前11時30分~12時、BS日テレ
   「北海道すたいる

  ▽BS日テレの番組表ページ

  ●2013年6月1日(土)
   14時~15時30分、NHKBSプレミアム
   「ワイルドライフスペシャル
   進化の舞台 珍獣の宝庫 島は生命のミラクルワールド
   *再放送です

  ▽NHKの番組表ページ(2013年6/1)

  ●2013年6月2日(日)
   16時~17時、TBS
   「パパママボクの夏旅行~絶対行きたい!式年遷宮の伊勢めぐり~

  ▽TBSの番組表ページ

  ●2013年6月3日(月)
   午前4時20分~4時30分
   13時50分~14時、NHK総合
   「視点・論点
   動物たちの震災その後

  ▽NHKの番組表ページ(2013年6/3)

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到津の森公園にいきました9

▽到津の森公園のサイトトップページ

到津の森公園は、
動物とともに、園内の自然をみせる
という見せ方をしています。
それゆえ、名前を動物園ではなく、公園としています。

↓園内にいる野生動物を紹介
園内にいる野生動物も紹介


そこで注目されるのが、
園内にあるビオトープや、「郷土の森林」
といったコーナー。

↓ビオトープの看板とそばの小道
ビオトープの看板  ビオトープのそばの小道


特に、「里山ゾーン」が素晴らしいです。
身近な自然をとりあげていることと、
そして生き物のつながりもみせているからです。

↓里山ゾーン
里山ゾーン


ほかに、ムササビが滑空できるようにしたり、
市民や企業の寄付をもとに、
動物たちが、少しでも暮らしやすくなるよう、
少しづつ工夫や、改良を重ねています。
これについても、到津の森公園のサイトをご覧下さい。

↓工夫の例 エリマキキツネザル
 丘陵をいかした建物と遊び場のカゴ
エリマキキツネザル2  エリマキキツネザル1


イベントも、とてもさかんです。
ただ、観察などが園内の自然にとどまっているのが
少し気になりました。
北九州市は、100万人の大都市とはいえ、
野生動物がいますし、自然もあります。

実際、昨今はシカやイノシシなどが
増えすぎて人間とのあつれきが深刻化しています。
ところが、到津にかぎらず、この問題について
正面からとりあげている園館が少ないです。

こうした問題を考えるうえでも、
園内にととまらず、
到津をきっかけに、住んでいるところの自然にも
目をむけさせる必要があるでしょう。

このように、到津の森公園は、
動物たちのことだけでなく、
動物園のあり方についてもいろいろと学べます。
非常におすすめの園館の1つですから、
ぜひ、足を運んでみて下さいね。

以上でこの訪問記はおしまいです。
長文を読んで下さって、誠にありがとうございました。


  この訪問記を書くにあたり、
  関係者のみなさまには多大なるご尽力をいただきました。
  このページをおかりして
  みなさまにあつくあつく御礼を申し上げます。

到津の森公園にいきました8

▽到津の森公園のサイトトップページ

しかし、大切なことがあります。
それは、動物園は、ただコストカットすれば
よいというものではないということです。

やみくもなコストカットは、
動物たちの健康へしわ寄せがくるでしょうし、
なんのために動物たちを生息地から引き離して
動物園をおくのか意味がなくなります。

動物園は、調査・研究・教育が
あってこそ存在の意味があるのです。

これらの費用がカットされれば、
動物園はただの見世物小屋となります。
これでは、動物たちがうかばれないでしょう。

また、動物の飼育には
何より経験がものをいいいます。
雇用が不安定だったり、人件費を抑えすぎると、
熟達した人が少なくなりがちです。
そうすると、動物たちの健康をそこねたり、
事故にもつながりかねません。

到津の森公園は、
「市民と自然を結ぶ窓口」という目標をもち、
前にあげた「林間学園」のような
様々な環境教育を行っています。

市民は、学ぶ楽しさを知ると同時に、
ボランティアと寄付をつうじて
市民の生きがいや、交流などもうまれています。

つまり、到津は、ただ動物が
みられるだけの施設ではありません。
市民みなの財産であり、
地域の文化や、暮らしの質を高めているからこそ
今日まで続いているといえるのです。

ただし、到津の森公園の仕組みは、
動物園の再生の動きでも書いたように、
個々の市民よりも、市民団体が
支えていることに注意しなければなりません。

つまり、北九州市だからこそ
この仕組みを作りあげたといえるのです。
ですから、ただ到津の仕組みをまねをしても、
うまくいかないと思われます。

関係者の方によりますと、
寄付のうち、
動物サポーター」と、
到津の森公園友の会」は、
北九州市外の方でも、寄付することができるそうです。

→寄付のページ(到津の森公園のサイトより)

私も、今度、到津の森公園へお邪魔した時に、
寄付しようと考えています。
到津の森公園を応援したい方は、
寄付をしてみませんか?

↓到津の動物たち
到津のシマウマ


到津の森公園にいきました7

▽到津の森公園のサイトトップページ

戦後、日本の動物園は、
大人から子供がいく場所へとかわり、
入園者をふやしていきました。

ところが、1990年代から少子高齢化と、
レジャーの多様化、それに自治体の財政難により
赤字の園館がふえてきました。

そこへもって、世界的に園館をはじめとする
博物館を廃止したり、縮小したり、
運営を民間にまかせようという動きがでてきます。

ここで、改めて園館(博物館)の意義が
とわれるようになりました。
そして、博物館の経営も
見直しをせまられるようになったのです。

赤字の園館が多い中で、到津は、
収支が均衡しており、市の財政負担が少ない、
という大きな特徴をもっています。
ですから、収支のバランスをとれている
到津の森公園は、もっと注目されるべきでしょう。

それでは、到津は
どういう仕組みを作ったのでしょうか?
これも関係者の方からお聞きしました。

到津の森の収入は、下のとおりです。

  1.市民・企業からの寄付
  2.入園料・駐車場料金・飲食売店など
  3.税金


寄付には

  1.動物サポーター
  2.到津の森公園友の会
  3.到津の森公園基金


と様々な制度があります。
詳しいことは、到津の森公園のサイトをご覧下さい。

↓到津の森公園基金に寄付した人の看板
寄付した人の氏名の看板


到津の収支の特徴です。
  花田隆一氏「公立動物園のマネジメント
        -市民が支える動物園の経営戦略-」によります。

  1.入園料などは直接、園へはいる仕組み
  2.入園料がきちんと確保されている
    →入園者の増加がそのまま収入増に
  3.入園者1人あたりからの収入が多い
  4.園内のサイン・修繕・イベントなどは
   職員がなるべく自前で行い支出をおさえる
  5.ボランティアの活用


園内の案内板


到津の森公園にいきました6

▽到津の森公園のサイトトップページ

ここでのボランティアの特徴をあげてみましょう。
以下、花田隆一氏「公立動物園のマネジメント
-市民が支える動物園の経営戦略-」によります。

  1.動物園から独立した組織で自力で運営
  2.会員数は100人以上
  3.飼育から広報まで活動の幅が広い

こうした運営は、日本では初めてだそうです。
ボランティアの活動範囲や、組織運営の方法は、
開園前からボランティアがアイデアをだしたそうです。
そして、ボランティアは、開園前に研修を行い、
業者や行政とも十分な話し合いを重ねました。

こうして、行政・動物園・ボランティアの
連携の仕組みを作り上げたのです。

ボランティアは、
動物園のコストカットに寄与しただけでなく、
地域のお年寄りに生きがいや、
参加者の交流もうみだすという
効果ももたらしました。
お金以外の効果もあることが見逃せません。

↓植物グループの活動の1つ、動物の餌となる畑づくりと、
 動物たちのフンで作った堆肥。
 植物グループの活動場1  植物グループの活動場2

お年寄りの特技をいかせることで、
生きがいになっているそうです。
また、ボランティアどうしの交流の場となっています。


↓到津の動物たち
到津のヤギ  到津のミーアキャット

到津の森公園にいきました5

▽到津の森公園のサイトトップページ

2000(平成12)年5月、
到津遊園が閉園、そして引継ぎ式が行われました。
そして7月よりボランティアの募集と、
講習会がはじめられます。

そして2002(平成14)4月より
市民ボランティア「森の仲間たち」が発足しました。

ボランティア活動は、
7グループにわかれて行っています。

  1.飼育グループ
  2.植物グループ
  3.動物ガイドグループ
  4.里山ガイドグループ
  5.環境教育グループ
  6.イベントグループ
  7.広報グループ
   それに事務局


それぞれの活動については、
到津の森公園のサイトの「森の仲間たち」
どうぞご覧下さい。

↓到津の動物たち
到津のトラ  到津のフラミンゴ

到津の森公園にいきました4

▽到津の森公園のサイトトップページ

多くの市民が声をあげたおかげで
動物園の再生が決まりました。

しかしながら、動物園を再生しても
今度は、赤字をださないことが求められる
厳しい条件のもとでの再出発です。

動物は、命ある生き物ですから、
ある程度、どうしてもお金も人手も必要となります。
北九州市は、この難問にどう対応したのでしょうか?

ここでも、市民が大きな活躍をみせます。
動物園の存続を求める運動のなか、
動物園へ寄付したり、ボランティアをしたいという
声がよせられるようになりました。

こうした市民の声をうけ、
市は、「市民が支える動物園」とすべく
次のような仕組みをとりいれることにします。

  1.金銭で支援する仕組み 例:動物サポーター
  2.園内で活動する仕組み 例:市民ボランティア
  3.企業や団体が協力して園を支援する仕組み


こうして日本では、
あまり類のない市民参加の仕組みが作られました。
つまり、下のような役割の分担です。

  市民:入園者。ボランティア・寄付で支える
  職員:サービスの提供、経営努力
  行政:施設整備など運営費負担。ビジョン、ミッションの決定


  以上、花田隆一氏「公立動物園のマネジメント
         -市民が支える動物園の経営戦略-」によります。

市民の力をおおいに活用することで、
到津の森公園は、コストダウンを可能にしたのです。
つぎに、到津の運営を、ボランティア、
寄付にわけてその特徴をみていきましょう。

↓到津の動物たち
サルの親子  到津のキリン


到津の森公園にいきました3

▽到津の森公園のサイトトップページ


閉園が発表されてから、
どうして、これだけのたくさんの市民が
存続の声をあげたのでしょうか。

これは、前身の到津遊園が行っていた
「林間学園」というイベントが大きな
役割をはたしたという指摘があります。

このイベントは、
毎年、夏に小学生が参加する体験ものです。
その歴史はとても古く、
1937(昭和12)年よりはじまりました。
途中、中断してこともありましたが、
今でも、このイベントは行われています。

この歴史のある「林間学園」で、
のべ約7万人もの卒園生をだしました。
そのうえ、親子、さらにその孫の
三代にわたる参加者もいるとか。

また、市内の幼稚園・保育園・小学校の
遠足では、必ず一度は到津遊園にいきます。
何十年も足を運んでいなくとも、
小さいころの思い出は残っています。

こうして、市民は
到津遊園への愛着が育まれていったのです。

ここで、動物園が存在するためには、
ハード(設備)だけでなく、ソフト(活動)が
大変、重要だということがいえないでしょうか?

民間の動物園が、市民による市民のための
動物園に変身できたのは、
この下地があったからこそといえましょう。

到津の森公園にいきました2

▽到津の森公園のサイトトップページ


誕生のいきさつは、
小菅正夫・岩野俊郎著、
島泰三編『戦う動物園』、中公新書、2006年7月
に大変、くわしく紹介されています。
以下、それによります。


戦う動物園―旭山動物園と到津の森公園の物語 (中公新書)戦う動物園―旭山動物園と到津の森公園の物語 (中公新書)
(2006/07)
小菅 正夫、岩野 俊郎 他

商品詳細を見る



到津の森公園は、
もともとは民間の動物園でした。
1932(昭和7)年に、
「到津遊園」がオープンしたのがはじまりです。

ところが、だんだん入園者が少なくなったため、
1998(平成10)年4月、ついに閉園が発表されました。
つまり、いったんは、閉園した動物園なのです。

ところが、閉園の発表の直後から
市民の間から続々と
動物園の存続を求める声があがりました。

閉園の発表の2週間後には、
「北九州市に動物園を残す会」が発足し、
北九州市のすべての町内会、婦人会、
老人クラブ、幼稚園、保育園、教師、医師、
獣医師、はては市議会議員が
存続を求める運動と署名活動を行いました。

この運動の結果、
なんと、52団体、約26万人もの
動物園の存続の署名が集まります。
これは、動物園存続の請願署名の日本記録を
作ったほどでした。

そして、この運動はみのり、
1998(平成10)年6月には北九州市の議会で
動物園の再生が決まりました。
しかも、全会一致です。
こうして今度は市(官)の動物園として
生まれかわることになりました。

行政が、民間の動物園を
ひきつぐのは、いしかわ動物園(石川県)に続いて
2例目と非常に珍しいことです。

このように、到津の森公園は、
再生の時から市民が
深くかかわっていることがわかります。

到津の森公園にいきました1

▽到津の森公園のサイトトップページ


2013年4月1日(月)に、
到津の森公園(北九州市小倉北区)にいきました。
春休みと、穏やかな天気のためでしょうか、
小さい子供をつれた家族づれを中心に、
かなりにぎわっておりましたよ。

到津の森公園は、アザラシを飼育していません。
(その前身の動物園では飼育していましたが)

それにもかかわらず、ここへ行ったのは、
動物園のあり方について、
学ぶところが多いからです。

到津の森公園は、日本ではあまりみられない
運営の仕組みをとっています。
しかも、その仕組みは、
日本ではじめて作られたものが多いです。
ですから、到津は園館のあり方について
一つのモデルを作ったといえましょう。

それでは、到津の森公園は、
どういう運営をしているのでしょうか?
その特徴は、下のとおりです。

  1.市民・行政・職員の三者が協力して運営している
  2.収支が均衡している



つまり、到津の森公園は、
地域と市民にとても密着しているのです。
これほど市民がかかわっている
園館は日本ではなかなかないかもしれません。

到津の森公園は、どうして
このような仕組みをとったのでしょうか?
それは、到津の森公園の誕生と大きく関係しています。
そこで、到津の森公園の誕生のいきさつを
とりあげてみましょう。

↓到津の森公園の入口
到津の森公園の入口


とっかりセンターがリリースします(2013年)

全国で唯一、アザラシだけを飼育しており、
救護活動をしているとてもユニークな施設の
オホーツクとっかりセンター(北海道紋別市)。

今年は、ゴマフアザラシ2頭、
クラカケアザラシ1頭を保護し、
スタッフが治療・リハビリをほどこしました。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。

このうち、ゴマフアザラシが回復し、
ガリンコ号にてリリース(野生復帰)される運びとなりました。
今回は、6月1日(土)に、市民講座もひらかれます。

紋別市に行けそうな方は、いかがでしょうか?
詳しいことは、下のページをご覧下さいませ。


  ●保護アザラシリリース
     日程:2013年6月2(日)
     時間:11時10分の出航予定


▽紋別市へのアクセスのページ(紋別市のサイトより)

アザラシ関係のテレビ番組です

アザラシ関係のテレビ番組です。
関心がある方は、どうぞご覧下さいませ。


  ●2013年5月6日(月)
   19時30分~21時、NHKBSプレミアム
   「ワイルドライフスペシャル
   進化の舞台 珍獣の宝庫 島は生命のミラクルワールド
   *ゾウアザラシもでるようです

   ▽NHKの番組表ページ(2013年5/6)