「歴史学研究会」が、今年度(2015年度)の全大会で
初めて環境史をとりあげました。
題して「「環境から問う帝国/ 帝国主義」」。
▽「あざらし日記3」2015年4月22日更新
→全大会の紹介。
▽「あざらし日記3」2015年11月3日更新
→学会が発行する雑誌に論文が掲載された紹介。
今月号(939号、2015年12月)の学会雑誌は、
この全大会報告の各部会ごとの批判をのせております。
▽『歴史学研究』939(2015年12月、青木書店)
環境史をとりあげた全大会では、
沼尻晃伸氏と飯島渉氏のお2人が批判を執筆されました。
主な批判点は、下のとおりと理解しました。
① 「環境」の定義なしに論が進められていること。
② テーマが帝国主義を問う、としながら
全報告ともに帝国側のみ扱っていること。
この雑誌は、本屋さん、図書館に置いてあります。
ほかの論文も興味深いのでぜひともご覧下さいませ。
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